シーシャフレーバー・ブランド

シーシャ葉のフレーバーの種類は多岐にわたっており、その数はなんと、数百はくだらないといわれています。
大まかに言っても、フルーツ、スパイス、お茶(ティー)、フラワー(花)、ミント、飲み物(コーラとか)、乳製品、お菓子(チーズケーキやグミ)などなど、書ききれないほどです。
その分、ブランドも多く、類型化することは困難なのですが、大きく分けるとアメリカ系ブランドと中東系ブランドに分けることができます。
その特徴の違いは、アメリカ系はシロップの量が多いため、煙が軽くて味が濃く、一方で中東系のブランドは、シロップ量が少ないため、煙は少なくやや重たいです。シロップを気化させるのではなくて、シロップがしみ込んだタバコ葉を熱することで味や香りを出しているので、ゆっくりと火が通ります。そのため、時間が経つにつれて味が引き立ちます。

もちろん、どのブランドも色んなフレーバーも出しているので、簡単にまとめることはできません。
その多種多様なフレーバーを楽しんでご賞味いただければ幸いです。

■中東系ブランド 一例
AL FAKHER(アル ファーヘル):AL FAKHERの出すフレーバーは、まさに王道フレーバー、キング・オブ・シーシャと言っても過言ではないでしょう。そのため、味や煙の質などの話をするときには、このブランドをベースに考えられていることがよくあります。香りも、名前のイメージ通りのもの多いです。ただ、フルーツ系は中東のフルーツをイメージした香りになっているため、日本人にとってはややズレが生じることもあります。

NAKHALA(ナハラ):エジプトの老舗ブランドです。酸味や味の濃さなどがたいへん優れています。シーシャにおいて、酸味の表現は難しいと言われていますが、しっかりと表現されており、その濃さもちょうどいいのです。全体的にフレーバーのシロップ量が少なく、低火力でゆっくりと熱を通していくと美味しくなります。店長おすすめブランドです。

■アメリカ系ブランド 一例
FUMARI(フマリ):アメリカの大手ブランドです。実は創業はアルファ―ヘルより古いブランドです。シロップ量が多く、ジューシーで柔らかい煙を楽しめます。中東ブランドに比べるとややケミカルなのが特徴です。現行の流通ラインはカットが細かく、作業効率は良いのですが、少しばかり味抜けがはやい傾向にあります。シーシャ屋デグーではミックスなどで使うことが多いです。

SOCIAL SMOKE(ソーシャル スモーク):ゆずやミルクティーなど、現実に存在する食べ物に非常に近い味が出すのが上手なブランドです。そのため、シーシャ初心者におすすめのブランドだと言えます。

FANTASIA(ファンタジア):ドラゴンブレスや、コード69など独自のオリジナルブレンドフレーバーが多く、楽しいブランドです。ケミカル感が非常に強いのが特徴的で、一風変わった香りを楽しめます。

STAR BUZZ(スターバズ):葉が非常に柔らかく、熱耐久度が低いのですが、柔らかく味の濃い煙が特徴的なブランドです。看板商品のフルーミストは、単品はもちろん、ミックスにおいても存在感のあるおすすめフレーバーです。