1:初めに

 みなさんこんにちは。日々このコラムをご愛読いただき誠にありがとうございます。さて、今回ご紹介するのは、コワーキングスペースになります。「この間もコワーキングスペースについてまとめていたじゃないか」と思ったそこのあなた、ご安心ください。テーマは同じコワーキングスペースですが扱っているエリアが異なります。第2弾としてご紹介するのは、錦糸町周辺の地域である両国国技館で有名な両国エリアです。東京の下町を擁するこれらのエリアですが観光地も多く、訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。

 

2:両国エリアのコワーキングスペース

 実は両国区という地域は存在しておらず、東京都中央区・墨田区両区の両国橋周辺一帯の名称として用いられています。このエリアは、両国国技館や江戸東京博物館といった施設が多い一方でオフィス街や下町の要素も併せ持つ、バラエティに富んだ街となっています。今回取り上げるのは、「両国湯屋 江戸遊」です。この施設はなんと、銭湯と一緒にコワーキングスペースが併設されたユニークな場所なのです。両国駅の改札から、「江戸東京博物館前」の交差点を右に曲がり「北斎通り」右側の歩道沿いにその店舗はあります。

 館内ではお風呂・サウナ・岩盤浴・施術・コワーキングスペースの提供という6つのサービスが提供されています。特におすすめなのは、お風呂です。内風呂のスーパージェット湯には幅3mもの浴槽に、全部で5つのジェットバスを新設。高圧水流で立ったまま全身をほぐす「スーパージェットバス」。さらに、イスに座った状態でゆったり水流を楽しめる「座りジェットバス」をご用意。その他、足つぼマッサージ効果が期待できる歩行浴コーナーもございます。広々としたジェットバスで、運動浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 また、このお風呂の壁にはモザイクアートの壁画が飾られており、その美しさから2020年には名古屋モザイクDesign Awardで銀賞に輝いています(お風呂の概要はこちら)。

 「そろそろコワーキングスペースについて知りたい」という声が記事を通して伝わってきているような気がしますので、いよいよ本題に移っていきましょう。名称は「湯Work」です。旧湯船を残し、温浴施設らしさを感じられるワーキングスペースです。集中して仕事ができる環境のほか、旧サウナは小会議スペースにも活用できます。集中して仕事をするもよし、一息つきながら仕事をするもよし、会議をするもよし。お風呂でリフレッシュしつつも、働きたい方を応援するのがこの「湯Work」です。利用可能な施設は、男女共通のワークスペース、サウナを改装した会議室、そして、女性専用のワークスペースになります。

 ワークスペースではUSBが完備されており、リラックスしながらも集中できる環境が整えられています。詳しい料金と施設の案内はこちらになります。

 

3:終わりに

 いかがでしたか。今回は両国エリアのコワーキングスペース「両国湯屋 江戸遊」をご紹介していきました。温泉とコワーキングスペースが一体化している場所は、とても珍しいと思います。お仕事で疲れた際に、湯船に浸かることでリフレッシュでき、またお仕事に集中できることでしょう。両国を訪れた際は是非一度ご利用してみてください。次回は、亀戸エリアをまとめていきます。