1:はじめに

 みなさんこんにちは。日々このコラムをご愛読いただき誠にありがとうございます。さて、今回ご紹介するのはコワーキングスペースになります。「この間もコワーキングスペースについてまとめていたじゃないか」と思ったそこのあなた、ご安心ください。テーマは同じコワーキングスペースですが扱っているエリアが異なります。今回は、錦糸町周辺の地域である墨田・両国・亀戸エリアのコワーキングペースをご紹介します。東京の下町を擁するこれらのエリアですが観光地も多く、訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。今回の第1弾では、墨田エリアを紹介します。

2:墨田エリアのコワーキングスペース

 初めにご紹介するのは、スカイツリーのお膝元である墨田区です。このエリアは、スカイツリーの他にも浅草が観光名所として挙げられます。連日多くの外国人観光客で賑わっていますね。

<TSO:Tokyo Share Office墨田>

TOKYOシェアオフィス墨田は、東京スカイツリーからも程近い都営浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩9分の場所に位置しており、「蔵前駅」「浅草駅」「錦糸町駅」の各路線の駅からもご利用いただけます。バスの路線も多くある地域のため、電車だけでなくバスのご利用も便利です。周辺には古くからものづくりの職人さんが働いていたり、問屋さんが多くあったりと、どこか懐かしさを感じられる街並みの中にあります(同コワーキングスペースHPより)。この施設の特徴は、東京都が開設したサテライトオフィスであるという点で、テレワーク等の柔軟な働き方を推進する目的で開設しました。店内はエシカルをテーマに作られており、築45年の建物をリノベーションした内装には環境配慮は地産地消の工夫がなされています。

 また、環境への配慮だけではなく、目的に応じた様々な施設が収容されているのも大きな特徴です。3階建ての建物には、コワーキングスペース・レンタルオフィス・会議室・Web会議ルーム・スタジオ・工房が設けられています。続いてこれらの施設の料金をご紹介していきます。

料金表はこちら

こちらの表からも分かるとおり、コワーキング以外にも工房やスタジオといったクリエイティブな仕事にも対応した施設が多いのもとても面白いですね。様々な仕事に対応出来る柔軟性が垣間見えます。

 利用方法については注意が必要で、事前の無料会員登録が必要です。一人ずつの登録が必要であるため、同伴の方であっても施設を利用する際は登録をお願いします(会議室利用時は同伴の方の登録は不要)。具体的な登録方法に関しましては、同施設の公式HPをご覧ください。

 利用当日は、初回利用時のみ現地にて、免許証や保険証などの本人確認書類の提出が求められます。初回利用時は、当日現地にて免許証や保険証などの本人確認書類の提出をお願いしております。2回目以降は利用者カードの提示でご利用が可能です。また、受付にて予約完了メールをご提示いただき、利用料金をお支払いいただいた後、ご利用スタートとなります。

その他会員登録の詳細・決済方法などはこちら

<コインスペース>

 コインスペースは錦糸町駅のすぐお隣にあるパルコ錦糸町に入っているコワーキングスペースで営業時間は7時から21時となっています※。内装はカフェのようになっており、一人用に区切られた作業スペースと、一人用ボックス席、二人向けのテーブル席がセッティングされています。提供される設備は、Wi-Fi・スマホ充電器・モニターとなっており、その他Web会議用のツールが置かれています。中でも注目すべきは飲食の持ち込みが自由という点です。利用時にドリンクの注文などを求められない点は、節約になりますね。

 料金は1名向けの作業スペースと二人向けテーブル席はそれぞれ30分毎に200円かかる仕組みになっています。料金の上限は決まっており、最大で1500円となります。一人用ボックス席に関しては、1時間毎の支払いで500円になります。注意する点としては、現金での支払いは対応していないため、クレジットカード、PayPay、LINE Payのいずれかをご用意した上でご利用ください。

 錦糸町の中でも、最もリーズナブルで且つ、アクセスの良いコワーキングスペースかと思います。学生の方は是非一度、利用してみてはどうでしょうか。

施設ホームページはこちら

※営業時間は施設が入っている錦糸町パルコの営業時間に左右される場合あり

<リージャス錦糸町アルカセントラルビジネスセンター>

 続いては、リージャス錦糸町アルカセントラルビジネスセンターです。こちらは、錦糸町にあるハイグレードビルで、錦糸町という立地を活かした様々なオフィスプランを展開しています。設備としては、インターネットやドリンクが完備されている他、用途に応じた柔軟なプランが設定されている点が特徴的です。一例として、個室オフィスからシェアオフィス、コワーキングまで多彩なスペースとオフィスプランが見受けられます。どの施設が最適かわからない場合、電話またはメールによって相談できるようです。

 選択したプランによって料金は変わりますが、一例としてシェアオフィスを借りた1年借りた場合は50900円かかるようです。契約期間が1年であることから、頻繁に錦糸町界隈を利用する方におすすめしたいコワーキングスペースとなっています。

施設ホームページはこちら

4:まとめ

 今回は、墨田エリアのコワーキングスペースとして「TSO:Tokyo Share Office墨田」「コインスペース」「リージャス錦糸町アルカセントラルビジネスセンター」をご紹介しました。墨田エリアでテレワークを行う方や、東京観光の合間に作業を行いたい方はぜひ訪問を検討してみてください。このコラムは第1弾となっています。次回は、両国エリアのコワーキングスペースをご紹介します。それでは、ここまでご愛読いただき誠にありがとうございました。

※こちらの情報は2023年6月22日現在の情報です。